高浜市・碧南市の矯正専門医院|高浜はぴえる矯正歯科

反対咬合(受け口)

反対咬合(受け口)について

反対咬合(受け口)になる原因

下顎前突(反対咬合・受け口)とは下の歯が上の歯より前に出ている状態のことを言います。原因は上下の顎の前後的な位置と歯の傾きが関係しています。顎の位置でいうと上顎の劣成長もしくは下顎の前方へ過成長の場合、歯の傾きでいうと上顎の前歯が内側に入っているもしくは下顎の前歯が前方に倒れている場合の以上の4つが組み合わさって下顎前突になります。

また舌が上に上がらず下顎にある低位舌の場合、舌に押されて下顎の成長が促進される可能性があります。

反対咬合(受け口)を矯正する際の矯正方法について

子供の場合は骨格的な不正があればその改善を行います。例えば上顎の劣成長がある場合、前方牽引装置を用いて上顎の成長を促進させるといった具合です。

大人の場合は上下の顎の前後的なズレが小さい場合は歯の傾きで改善することになります。上顎の前歯が内側に入っているため反対の場合は歯を抜かずに前歯を前に出すことで改善します。スペースが必要な場合は、歯を抜くことでスペースを作り、前歯を下げて咬み合わせを改善します。
上下の顎の前後的なズレが大きい場合は矯正治療と下顎の骨を下げる手術を併用した外科的矯正治療になります。

  • ①矯正歯科装置を付けた後しばらくは違和感、不快感、痛みなどが生じることがありますが、一般的には数日間~1、2週間で慣れてきます。
  • ②歯の動き方には個人差があり、予想された治療期間が延長する可能性があります。
  • ③矯正歯科装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院など、矯正歯科治療には患者さんの協力が必要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
  • ④治療中は矯正歯科装置が歯の表面に付いているため食物が溜りやすく、また歯が磨きにくくなるため、むし歯や歯周病が生じるリスクが高まります。したがってハミガキを適切に行い、お口の中を常に清潔に保ち、さらに、かかりつけ歯科医に定期的に受診することが大切です。また、歯が動くと隠れていたむし歯があることが判明することもあります。
  • ⑤歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることや歯肉がやせて下がることがあります。
  • ⑥ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
  • ⑦ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
  • ⑧矯正歯科装置などにより金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
  • ⑨治療中に顎関節の痛み、音が鳴る、口が開けにくいなどの症状が生じることがあります。
  • ⑩治療の経過によっては当初予定していた治療計画を変更する可能性があります。
  • ⑪歯の形の修正や咬み合わせの微調整を行う可能性があります。
  • ⑫矯正歯科装置を誤飲する可能性があります。
  • ⑬矯正歯科装置を外す際にエナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
  • ⑭動的治療が終了し装置が外れた後に現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす必要性が生じる可能性があります。
  • ⑮動的治療が終了し装置が外れた後に保定装置を指示通り使用しないと、歯並びや、咬み合せの「後戻り」が生じる可能性があります。
  • ⑯あごの成長発育により咬み合せや歯並びが変化する可能性があります。
  • ⑰治療後に親知らずの影響で歯並びや咬み合せに変化が生じる可能性があります。また、加齢や歯周病などにより歯並びや咬み合せが変化することがあります。
  • ⑱矯正歯科治療は一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。

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